用語集

NovelAI を使い始めた方向けに、よく出てくる言葉をやさしく説明します。分からない言葉があればここを見れば OK です。

Large Language Model（LLM）とも呼ばれます。たくさんの文章を学習し、次に続く文字・単語を予測することで文章を生成します。NovelAI では物語生成に向くように追加学習（ファインチューニング）しています。

Soft Prompt とも呼ばれる、古いモデル向けのスタイル補助です。特定のジャンルや作風に寄せたいときに使います。用意済みの「デフォルトモジュール」や、ユーザー作成のカスタムモジュールを使用できます。

NovelAI のプレミアム通貨です。サブスクに加入すると Anlas が配布されます（量はサブスクリプションによって異なります）。サブスクがなくても単体で追加購入できます。現在、Anlas を使う機能は主に画像生成です。

AI に生成してほしくない文字列を完全に禁止できます。設定は高度な設定（Advanced Settings）で行います。

AI の振る舞いを決める設定一式のことです。ランダム性、反復ペナルティ、サンプリング方法、適用順序などをまとめて保存できます。モデルごとに既定プリセットがあり、自分用に作成・保存もできます。

AI が出力を作るときに「参照できる範囲」のことです。物語の後ろ（最新）から最大長まで遡って詰め込まれます。範囲外は「存在しなかった」扱いになります。最大長は選んだ AIモデル とサブスクリプションによって変わります。

コンテキストを組み立てる際、メモリ、作者メモ、ロアブックの内容も設定に従って差し込まれます。

***（アスタリスク3つ）の区切り表現。シーンや章の切れ目を示すのに使われます。

特定の言葉が「出やすい／出にくい」を調整します。値をマイナスにすると出にくく、プラスにすると出やすくなります。設定は高度な設定やロアブックから行えます。

AI 生成を始める前の「最初の文章（入力）」です。ここで作品の方向性が決まります。デフォルトのテーマ「NovelAI Dark」では、プロンプトはクリーム色で表示されます。

.scenario 形式のファイル。初期プロンプト、メモリ、作者メモ、ロアブック、使用する AIモデル と コンフィグプリセット がまとまっています。作者がプレースホルダーを設定している場合、読み込み時に入力を求められることがあります。

AI が扱う最小単位です。文字そのものではなく、単語や単語の一部に分割して扱います。どのように分割され、どの ID になるかは、モデルが使うトークナイザーによって異なります。

AI が各トークンを選ぶ「確率」です。コンテキスト、生成設定、バイアス／禁止、モジュールなどの影響を受けて変化します。直前の出力について確率を可視化するツールもあります。