精密参照

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精密参照 は、参照画像(リファレンス)を使って生成をガイドする機能です。画像全体の絵柄(スタイル)と、キャラクターの見た目の両方を、これまで以上に細かくコントロールできます。利用できる参照タイプは、 キャラ参照 絵柄参照 キャラ&絵柄参照 です。

キャラ参照 では、生成したいキャラクターの画像を追加するだけで、細部をタグ付けしなくても、AI ができる限りそのキャラクターを正確に再現しようとします。キャラクターの一貫性を保ったり、モデルが元々知らないキャラクターの絵を生成したりするのに役立ちます。

絵柄参照 は、生成画像全体の絵柄(タッチや雰囲気)に影響を与えます。キャラ参照と自由に組み合わせて、創作ビジョンをガイドできます。参照を組み合わせることで、まったく新しい絵柄を作り出すことも可能です。

ただし、現時点では複数のキャラ参照を同時に使用すると、それらが混合されます。1 回の生成で別々のキャラクターとして扱われるわけではありませんのでご注意ください。

精密参照 を使うと、画像生成 1 回あたり追加で 5 Anlas が必要になります。追加コストは、使用する参照の数に応じて増加します。

強度と忠実度

精密参照には、参照が生成に与える影響を調整するための 強度忠実度 の 2 つのスライダーがあります。

強度

強度 スライダーは、参照画像の視覚的要素を、AI がどれだけ強く再現しようとするかをコントロールします。値を 1 に近づけるほど、絵柄的特徴、カラーパレット、その他の視覚的特徴に、AI がより強く従うようになります。低い値に設定すると、AI により大きな創作の自由度を与えます。

一方で、高い値に設定すると参照画像の影響が強まり、表情、アングル、キャラポーズが参照画像と過度に似てしまう場合があります。参照への過度な依存が繰り返し問題になる場合は、強度を下げて AI に創作の余地を与えてみてください。

忠実度

忠実度 スライダーは、キャラ参照で使われる挙動を切り替えるためのスライダーです。0 のときは旧バージョンの挙動(スタイルや全体構図に対してやや柔軟)になり、1 に近づけるほど新しい挙動(キャラクターのディテールがより出やすい)になります。

ヒント:数値部分をクリックすると、スライダーに負の値も入力できます。参照画像があまり良くないときの小技として便利です。

Precise Reference sliders

インペイントでの精密参照

精密参照インペイント と組み合わせることもできます。参照を使って、AI が選択範囲に補完する内容をガイドできるため、衣装やディテールなど「ここだけ直したい」部分の修正がしやすくなります。

Precise Reference Inpainting

注意:絵柄参照を使用しながらインペイントを行う場合、品質の低下を避けるために、絵柄参照の強度や忠実度を下げる必要があることがあります。

参照画像の選び方(キャラ参照)

キャラ参照 に使う画像は、基本的に「全身が写っている立ち姿」「ニュートラルなポーズ」「シンプルな背景」のものが安定しやすいです。画像の隅に顔のアップを小さく入れておくと、顔の再現に役立つ場合もあります。線がはっきりしたイラストは参照として扱いやすく、絵画調・ラフスケッチ調の絵柄は細部を読み取りにくいことがあります。特定の服装が再現されにくい場合は、その要素をタグで補強してみてください。

さらに再現性を上げたい場合は、参照画像を 解像度(1024x1536、1472x1472、1536x1024)のいずれかで用意するのがおすすめです。キャラ参照は常にこの 3 サイズのいずれかを使用するため、小さい画像は拡大&パディングされ、大きい画像は縮小&パディングされます。

また、生成したい部分(上半身だけ、など)がキャンバス上でできるだけ大きく写るようにすると、ディテールが出やすくなります。

Character Reference acceptable image types

多くの視点を 1 枚でカバーしたい場合は、複数アングルが載ったターンアラウンド(設定画)風のシートが便利です。いずれにしても、参照は上記 3 サイズのいずれかにフィットするよう整形されます。

キャラ参照用の画像を作るときに役立つタグ例:

  • multiple views:複数アングルのキャラクターを生成しやすくなります。
  • turnaroundmultiple views と組み合わせると、正面・背面を見せやすくなります。
  • reference sheet:設定画(デザインシート)風にしやすくなります。文字を避けたい場合は no text も併用してください。
  • cropped shouldersmultiple views と組み合わせると、顔のアップを作りやすくなります。
  • expressions:さまざまな表情の顔アップを作りやすくなります。表情タグをいくつか追加すると効果が出やすいです。

注意:精密参照は V4.5 モデルでのみ利用できます。現時点では バイブストランスファー は精密参照と互換性がありません。