強調&抑制ベクトル
生成の際、強調したいテキストを{ }
、または抑制したいテキストを [ ]
で囲むことによってAIのフォーカスをより細かく調整することができます。
この機能は、テキストプロンプトと除外したい要素の欄、どちらでも使用できます。
見本
1girl, black hair, [[[chibi]]], catgirl under a cherry blossom tree | 1girl, black hair, chibi, catgirl under a cherry blossom tree | 1girl, black hair, {{{chibi}}}, catgirl under a cherry blossom tree |
仕組み
AIのフォーカスの重みは、よりフォーカスさせたいタグやテキストを {
}
で囲むことにより1.05倍になります。
AIのフォーカスの重みは、フォーカスを減らしたいタグやテキストを [
]
で囲むことにより1.05倍減になります。
複数の {
または [
を重ねるごとに、重みは掛け合わされます。よってプロンプト内で {{
で囲まれた箇所の重みは1.1025倍となります。
ガチョウの一口ヒント:除外したい要素の欄で、強調と抑制の機能を使う時、混乱しないように気を付けてね。その欄では、 { }
の間の言葉はより除外されて、[ ]
の間の言葉はより除外されなくなるんだ!
注意:
技術的には、すべての {
または ]
はその右側にあるものすべてに対して x 1.05 乗算されたフォーカスを得るようになっており、
すべての }
または [
はその右側にあるものすべてに対し、 ÷ 1.05 除算されたフォーカスを得るようになっています。
タグを正しく囲むことにより、実質的にはまずフォーカスに乗算を適用し、その後打ち消すことになります。
つまり、プロンプトの最後では右側に何もないので、これらの記号を使う必要がない、ということになります。
いずれにせよ、強調と抑制の記号を使った分、それに対応する記号で閉じることがベストです。ただ、複雑な組み合わせであっても、すべてはその記号の持つ値に基づき計算されます。
{{1girl, {black hair, chibi,}}} {{catgirl [[under]]}} a {{{{{cherry blossom tree |